ベートーヴェン 3枚組
ヴァイオリン・ソナタ全集
disc1
①第1番 ニ長調 作品12の1
②第2番 イ長調 作品12の2
③第3番 変ホ長調 作品12の3
④第5番 ヘ長調 作品24「スプリング」(春)
disc2
⑤第10番 ト長調 作品96
⑥第6番 イ長調 作品30の1
⑦第7番 ハ短調 作品30の2
disc3
⑧第8番 ト長調 作品30の3
⑨第4番 イ短調 作品23
⑩第9番 イ長調 作品47「クロイツェル」
ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
録音:1984年、1987年、1993年、1994年
ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタは全10曲ありますが、よく演奏され耳にするのは第5番《春》と第9番《クロイツェル》です。しかし他の8曲も名曲ばかりなので、ベートーヴェンを深めていく過程では全集を揃えたくなるはずです。その時にまず候補になるのは、パールマン/アシュケナージ盤かクレーメル/アルゲリッチ盤どちらかになると思います。心安らかにベートーヴェンを味わうなら前者、二人のスリリングな掛け合いを楽しむなら後者ということになるでしょう。
この全集は、1回のセッションで2〜3曲ずつ、10年を要しました。繊細と鋭敏のクレーメル、大胆と情熱のアルゲリッチ、芯のある音で揺るぎない音楽を構築していくこの演奏は、2017年の名曲名盤500では⑤⑨ともに第1位に選定されています。オリジナルは4枚ですが、これは全10曲をCD3枚にまとめています。
クレーメルとアルゲリッチの火花が飛ぶ熱い演奏です。第1〜5番は80年代の録音、第6〜10番は90年代の録音です。やはり、後期に録音した方が、お互いをよく知っているためより濃厚な演奏となっています。特に第7番の第1楽章と第9番「クロイチェル」の第1楽章は迫力があってお勧め。
第1番の第1楽章から感動できると思います。全曲の隅々まで、二人の情感があふれています。これほどのものは今までにはなく、今後もほとんど期待できないと思います。人類の宝、クラシックファンなら必聴です。
輸入盤(ドイツ盤)【廃盤】盤面傷無し
プラケース少しすれあり
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